壁打ちブログ

友達がいないので壁打ちしてる

瓶コーラ

コカコーラのリボンラベルすごいですよね
あれどういう仕組みなんだろう 教えて欲しい


さて、今日はBUMPの「記念撮影」の話をします

 

 

カップヌードルのCMの曲です

第一弾の情報が出たときかなり複雑な心境でした
曲は楽しみだしタイアップはおめでとうって感じだけど名作「魔女の宅急便」の未来を現代版で描いたなんてめちゃくちゃ批判くらいそうな内容のCMに使われるなんて複雑極まりないっすよ…

案の定世界観が〜とか言われとりましたがそんなことどーでもいいからとにかくキキが可愛くないんじゃ!!!!!それだけ!!!!!それだけで私はぶっ叩くぞ!!!!!
キキが可愛かったら別に良かった
でも可愛くないから許さん!!!!!
ということでCM見るたび心底残念な気持ちになってました(※個人の感想です)
ちなみに私はジブリ信者です
一番好きなジブリ映画はもののけ姫です
第三弾のサザエさんは割と可愛いのでCM流れるたびしっかり見てます 曲がめっちゃいい

 

 

さて、CMのことはこのくらいにして曲のことを書いていきます
早速ですけど記念撮影、めちゃくちゃいい曲じゃないですか??
めちゃくちゃ衝撃受けましたよ 藤くんやっぱりすげーなと 才能に溢れすぎてるなと 安易な言葉で片付けて申し訳ないんだけどやっぱり天才だなと
こんないい曲を生み出してくれてありがとうの気持ちが止まらなかった

 

アップテンポでノリのいい曲が好きな私は初めて聴いたとき、サビがめっちゃ盛り上がるって感じでもなく、雰囲気としてはゆったりした感じなので、アップテンポじゃないのかってちょっと思ったけど結果としてはめちゃくちゃ好きになった
ちょっと切ない感じで 深いというか染みるというか
めっちゃスルメ曲 聴けば聴くほど良さがすごい
雰囲気としては車輪の唄とかプラネタリウムとかかな…(※個人の感想です)

 

BUMPに関してはあまりに好きすぎて、期待が大きすぎて、新曲が自分の好みじゃなかったらどうしようという謎の不安があって新曲聞くの毎度割と緊張するんですよね
まぁその謎の不安なんて毎回杞憂に終わるんですけど

 

ほんと記念撮影は期待以上にいい曲で いい曲すぎて普通に泣いた
まずイントロからいいよね
あのギターのメロディー
あの時点で心掴まれてる

 

そして歌詞が相変わらず良い 最高にエモい
(以下好きな部分羅列)

 

「遠くに聞こえた 遠吠えとブレーキ 一本のコーラを挟んで座った」
→ここ もーーーーめちゃくちゃ好き
  そのコーラって絶対瓶じゃん 缶でもペットボトルでもなく確実に瓶じゃん
  しかもちょっと汗かいて水滴ついてるでしょ
  座ったのだって絶対ベンチかアスファルトのブロックとかでしょって
  そんな情景がありありと浮かんでたまらなくなる(※個人の感想です)

 

なんというか藤くんの表現がたまらないんですよね 歌詞だけじゃなくメロディーもだけど
普通に聴いてると普通にストンと綺麗に収まってるのに、いざ歌詞を見て見ると
想像の余地があるというか これどういうことだろう?と考える部分があるんですよね
まぁ頭が悪いのとそんなことどうでもいいってなるぐらい曲がいいので私は考察なんてできないんですけどね

 

「君は知っていた 僕も気付いていた 終わる魔法の中にいた事」
→「君」は知ってるのに「僕」はまだ知らないんですよ
  まだ気付いてるだけの段階なんですよ
  この対比が最高
  「君」は「僕」のちょっと先を行ってるんですよ
  「君」はこの魔法は終わると知りつつも受け入れてるのが儚くていい

 

  「ポケットには鍵と 丸めたレシートと 面倒な本音を つっこんで隠していた」
→藤くんのポケットには色々入ってるんだなぁ
  「リボン」でも勇気がガラス玉1つ分だったり恐怖が宇宙と同じぐらい入ってるしね
  本音を隠すのはよくあることというか みんな「わかる」ってなるから藤くんの書く歌詞は支持されるんだろうな

 

「固まって待ったシャッター」
→ここもめちゃくちゃ好き
  「固まって待った」のあとちょっとだけ間があるのがたまらん
  MVでもここの部分の映像好きなんですよね
  文字がすっと出てくるの 何度も見ちゃう

 

「レンズの前で並んで」
→ 私としてはこの曲は夏休みの終わりかけにおばあちゃん家とか田舎に行ったときに出会った女の子との思い出ってのをイメージしてるんですよ

  親が写真撮ってくれるってなったときちょっと照れくさくて離れて立ってたら「もっと近づいて!」とか言われて「これでいいよ」って言ったり そんなむず痒い小学校高学年の男の子の思い出ですよ(※完全なる個人の妄想です)

 

「とても楽しくて ずるくて あまりに眩しかった」
→「ずるい」って表現がなんだかずるい
  歌詞内でずるいって言葉あんまり見かけたことがないのでなんか新鮮だった

  オタクはすぐ「ずるい」「卑怯」っていうけど(自分然り)
  藤くんは過去のことを光って表現する傾向にあるけどこれもそうなんだろうな
  青春とかさ そのときしかないその一瞬が特別で 淡く儚い思い出なのかと考えるともうすぐ終わってしまう感じがして寂しいというか 切なくなる

 

「掌の上の 動かない景色の中から 僕らが僕を見ている」
「変わらない景色の中から ここまで繋がっている」
→この部分から昔の写真を見ながら当時を思い出してるのかなって情景を想像するわけだけど
  ある考察サイトで「この曲にカメラなんて一度も出てこない」っての見てものすごく衝撃受けました 確かに!!って
  「実際に写真とってるわけではなく、思い出として焼き付けてるだけ」ってのあーなるほどって納得しました
  歌詞に「レンズ」とか「シャッター」とか出てくるしすっかり普通に写真が出てくるって思ってましたよね
  「記念写真」ではなく「記念撮影」だしね
  「写真」「カメラ」という言葉を使わず聴き手にそれらを想像させてるのでそこに藤くんすげーなって感動しました
  まぁ本当にカメラ使ってないかとか藤くんがどんなつもりで歌詞書いたのかとかはわからんけどね…1つの考えとして面白いなと思いました
  私は前述の通り甘酸っぱい思い出を妄想してます
  相手の子とはそれ以来会えてない 2度と会えない そんな夏の日を妄想してます

 

あと「遠吠えとブレーキ」って歌詞が2回出てくるけど、1回目のは思い出の中で、2回目のは現代なんだろうな感じさせられて
同じ歌詞で過去と今との対比がされててゾクゾクするんですよ
しかも2回目のは「聞こえた気がした」だけなんですよ 実際には聞こえてないんですよ
過去の思い出と重なって現実との区別がつかなくなってる感じがしてその曖昧さがたまらない
千と千尋の神隠しのラストシーンのような 現実なのか夢の中だったのか 誰もわからないけど確かに自分は覚えてるっていう 自分だけの記憶というものが ある種自分だけの秘密のような そんな雰囲気がしてたまらないんです

 

こういう妄想ができるからBUMPの曲っていいんですよね

 

歌い方の話になるけどサビ導入の「ねぇ」の歌い方がめちゃくちゃ好きなんですよ 「ね↗︎ぇ↘︎」っての
「想像〜」とか「迷子〜」の伸ばすとこも
藤くんの歌い方 ビブラート 最高 伝われ

最後の「ここまで繋がってる」の「ここ」の歌い方もたまらんのですよ
ちょっと掠れるというか ちょっと力が入ってるのがたまらないんだ 伝われ

 

後々読み返す未来の自分はわかってくれるだろう…

ほんと歌詞の1つ1つ、歌い方の1つ1つまでツボすぎてしんどい
BUMP OF CHICKENの記念写真、めっちゃいい曲です

終わり